クラミジア感染症とは

クラミジア感染症とは、「性感染症(STD)」いわゆる性病のことです。
長年にわたり日本において、性病罹患率が常にトップとされています。
推定ではありますが、感染者数は約100万人とされています。
特に10代の若者に多く、10人に3人は感染しているという説もあります。

 

もちろん、他にも性病には種類があります。
性感染症の部類では、感染率順に並べるとクラミジア感染症に次ぎ「淋病」、「AIDS」や「梅毒」となります。

 

またクラミジア感染症は、ここから2つに分けられます。
通常のクラミジア感染症と、咽頭クラミジアです。

 

一般的にはクラミジア感染症が多いのですが、オーラルセックスがポピュラーになった現在においては咽頭クラミジアの感染率も高くなっています。

 

さて、クラミジア感染症の根本的な原因は「クラミジア・トラコマチス」という病原体にあります。
球状や卵形をしている病原体です。
感染症のみにある基本小体のEBと、代謝活性にある網様体から成るもので、生きた細胞の中のみで増殖します。
この特徴は研究者の中でも珍しいと噂されています。

 

クラミジアは4種類あるのですが、性病を招く病原体は、このクラミジア・トラコマチスのみです。
クラミジア感染症は男女ともに感染しうる性病ですが、どちらにしても初期症状はほとんどありません。
それ故に発覚が遅れ、感染率が上昇していると考えられています。

 

また、女性におけるクラミジア感染症は将来的に不妊の原因にもなるため、できるだけ早期に発見したいものです。

クラミジア感染症の感染経路とは

日本において性病トップのクラミジア感染症は、主に性器や口が感染経路とされています。

 

パートナーがクラミジアに感染していた場合、ディープキスでも感染することがあります。※咽頭クラミジア

 

オーラルセックス(フェラ・クンニ)が一般的になっている現在において、口内の感染経路も問題視されています。
無論、普通の性行為によっても感染します。通常のクラミジア感染症です。
そこで感染した場合、肛門・尿を介して感染する可能性もあります。
尿を呑む行為も感染経路となります。
あくまで空気感染はありえません。性行為などに及んだときに、感染するものです。
万一、感染していたとしても、スキンを使用することにより感染率は下ります。

 

いずれにしても、クラミジア感染症に罹患すると、HIV(エイズ)の感染率が一般人に比べて3〜5倍も高くなります。
このデータが発覚し、クラミジア感染症を患った場合はHIVの検査も推奨されています。

 

また、女性の感染者は子供に感染することがあります。母子感染というものです。
妊娠前後に感染すると流産の危険性が高まり、難産になることもあります。
したがって、母子健診では性病の検査も組み込まれています。

 

潜伏期間と初期症状

クラミジア感染症の潜伏期間は、一般的に見て1〜3週間です。ただし、個人差はあります。

 

潜伏期間における初期症状はほとんどありません。
男女別に見ると、男性は50〜60%、女性は約80%が無症状というデータがあります。

 

そのため、早期に気付けないことから病原体が増殖しているにも拘わらず性行為に及び、相手にも感染するという循環により、感染率が高くなっていると考えられます。

 

潜伏期間が過ぎると、少しずつ症状があらわれます。
症状にも男女差があります。
男性は排尿に痛みが伴う、あるいは痒みを感じます。女性はおりものの増大、腹痛や出血が症状としてあります。

 

潜伏期間はほとんど症状が見られないため、この時期に検査を受けても「陰性」と出る確率が高いようです。勿論、陽性と出ることもあります。
陰性という結果に安心し、パートナーと性行為に及んだために感染が広まることもあります。

 

万一、性病になったかもしれないと思うような性行為に及んだ場合は、1ヶ月様子を見てみましょう。